八幡川酒造㈱の「蔵開き」

2008年3月25日


23日(日)には、広島市佐伯区八幡三丁目の八幡川酒造㈱で毎年恒例の「蔵開き」があった。わたくしどもの二丁目の事務所から近く、昨年に続いて足を運んだ。蔵の見学会も開催されているが、過去に二度参加しており、昨日のお目当ては、もちろん大吟醸酒をはじめとする色々なお酒の試飲であった。笹酒など無料でふるまわれるものもあるが、有料試飲代1000円を支払い、領収書代わりの猪口をもらって色々なお酒を試飲して回る。至福のひととき、である。おでん、やきとり、うどん(むすび2個付き)、搗き立てのもちも売られていた。やきとりとうどんをいただいたが、なかなかの味であった。
生憎の雨にもかかわらず、大勢の人で賑わっていた。地域の人だけではなく、遠くから来られている人も多かった。蔵開きを楽しみに待たれている方も多い。地域に溶け込んだイベントとして、これからも、ぜひ続けて欲しいと思う。
わたくしの亡き父が、戦争中、そして戦後と、長い間お酒の卸し業関係に携わっており、その父にこどもの頃から酒の薀蓄を聞かされながら育った。いささか大げさな物言いであるが、「蔵開き」の響きは、懐かしく優しく、わたくしの心の奥底に届く。
八幡川酒造(株)の蔵開き