神楽(かぐら)

2007年10月14日


神楽(かぐら)
昨晩は、事務所近くの神社で神楽が奉納された。神社境内には夜店も並び、神楽の演目が進むにつれ、大勢の人で賑わった。例のごとく(?)お酒とつまみを持参。神楽の舞・囃子・照明に境内の人の熱気が加わり、いつもはあまり飲めない酒もいささかピッチが上がる。
神楽には、ゆったりとした六調子とテンポの速い八調子がある。わたくしは子どもの頃から石見神楽の壮大な八調子の調べに慣れ親しんできており、テンポの遅い舞や囃子には少し物足りなさを感じることがある。
最近の神楽では色々な神楽団社中によって新作も発表されており、他地域への活発な出演や神楽団の競演などでの交流から、従来六調子中心の神楽団もアップテンポな要素を採り入れてきているように思えるが、実際はどうなのであろうか。
豊作と豊漁の神の恵みに感謝して舞う神楽。今日、「神楽」が結構盛り返している。意外(失礼・・・)にも若い人たちから支持され人気が出てきていることをとてもうれしく思う。