福田総裁、間もなく首班指名に

2007年9月24日


麻生さん、自民党総裁選では敗れたものの世評を覆す善戦ぶりであった。大いにその存在感を示し、党内に影響力を残す形となった。福田総裁は間もなく総理に。親子二代の総理誕生ということで、アメリカのブッシュ大統領親子と色々比較されそうである。在野精神を謳う早稲田大学出身の政治家には個性豊かな人が多く、大隈重信、石橋湛山、竹下登、海部俊樹、小渕恵三、それに森喜朗の総理経験者の名前が浮かぶ。自由党総裁に選ばれたが急逝した緒方竹虎、自民党総裁に選ばれたものの総理になれなかった河野洋平(父は河野一郎、副総理)はいずれも福田さんと同じ早大の政治経済学部出身である。派閥政治に逆戻りかと懸念されているが、世論は気にせず思う存分腕を振るって欲しいと思う。