花と緑の癒しの空間

2007年9月5日


花と緑の癒しの空間
久し振りに広島市植物公園に行く。入口でいただくパンフレットには、花と緑の”癒やしの空間”とある。これといった目当てがあったわけではないが、ぶらりと寄ってみた。休日ではないので、入場客はほとんどいない。土日も、さほど多いとは思えない様子である。財政負担となっているハコモノといわれる公共施設は色々あるが、当初の建設費用にその後の運営・維持管理に相当費用がかかってくる。一応、収益の見通しをたてて施設は造られるものの、入場数の予測は、単なる期待値に過ぎず、また、手堅く見積もれば、ハコモノの建設計画そのものが頓挫することになる。民間への身売りではなく、民間に管理運営を任せることで財政負担を少なくすることを考えなければならないが、この植物公園の場合はどうであろうか。少し考えてみた。
<入場数を増やし、収益を上げる方法>
①管理運営を民間委託する。
②入場料、駐車料を安くする。
③遊具を多く設置する。
④展示における説明書きの文字を、もっと大きくする。
⑤大きな藤棚(人工的なものでも良い。)を広場に置き、日除けと寛ぎの憩いの場所を設ける。
⑥お客様の見学に要せる時間と興味とによって選択できる見学のモデルコースを何通りか作る。
⑦植物の映像を楽しめる特別室を作る。      
⑧レストランの料理を充実させる。
⑨広い敷地内の一画をイベント会場として有料で常に貸し出す。
⑩有力民間企業のホームページにリンクを貼ってもらい、費用をかけない広告宣伝を行なう。
余計なお節介であるが、色々と考えられそうではある。
花と緑の癒しの空間(2枚目)
(金鯱・キンシャチ)