駐車場に光を!

2007年9月3日


アパート・マンションの敷地内にある駐車場でトラブルが生じることがある。①他人が無断で駐車している。②駐車の仕方が悪い人がいて、自分の車が駐車しにくい。③車が傷つけられている。これらが主である。駐車場内のトラブルに対しては、賃貸人及び仲介業者は責任を持たないというのが基本であるが、トラブル発生で現地から連絡が入った場合は、時間が取れる限りうかがうことにしている。現地に駆けつけたとしても、直ぐにトラブルが解決するというものではないが、事情を聞き、アドバイスし、その場でできる処置があればとりあえず対応しておく。トラブルの拡大防止には、このことはとても大事だ。
駐車場には舗装しているものとそうではないものとがあり、また、ライン引きをしてあるものとそうでないものとがあるが、賃料にあまり差がないことも多い。舗装してない駐車場は、トラロープなどで区割りすることも多いが、定期的な草刈りも必要になってくる。
団地の宅地用地を駐車場にしている場合について考えてみよう。賃料はあまり取れず、草刈りなどの費用負担もあり、建物が建ってない宅地として固定資産税が高いだけに、契約台数が少ないとかなり厳しい駐車場経営となる。団地の駐車場でも舗装することが多くなったが、舗装費用を回収するには、相当な期間を要することになる。また、将来、建物を建てる際には、土に戻すのに、これまた費用が生じることになる。
なくてはならない身近な駐車場に、もっと光を!