約束事

2008年9月30日


不動産会社の日常の業務の中には、色々な約束事が出てくる。約束事を書面にしたものの代表的なものには、売買や賃貸の契約書があるが、他にも念書や覚書といった形式のものもあり、ケースにより便利に利用されている。また、書面にはしないが、口頭での約束事もしばしば出てくる。残念なのは、守らない約束は約束ではないということだ。軽々に約束をし、いとも簡単に約束を破るケースが目立つ昨今ではある。例えば滞納賃料の支払い予定に関する書面を作成しながら、きちんと支払ってもらえるであろうかとついぞ不安がよぎる。情けないが苦し紛れの空手形の乱発がすこぶる多い。「守っていただけない約束は約束ではないのですよ。」と、時にはお客様に申し上げることもある。約束事については、尊重し、意識し、努力し、かつ優先しなければなかなか果たせるものではなく、結果としての信用も得られないことになる。