先日の日曜日、廿日市の交流プラザにて詩吟の練成会に参加させていただいた。午後一番に東広島での契約があったので、わたくしの番(吟題「半夜」)が終わると、少しの時間、他の出演者の詩吟を聴かせていただき、途中で帰らせていただいた。師範の先生方の吟を楽しみにしていたので、至極残念であった。
首を回らせば五十有余年(こうべをめぐらせばごじゅうゆうよねん)
人間の是非は一夢の中(じんかんのぜひはいちむのうち)
山房五月黄梅の雨(さんぼうごがつこうばいのあめ)
半夜蕭蕭として虚窓に灑ぐ(はんやしょうしょうとしてきょそうにそそぐ)
(半夜 良寛 作)
歳のせいか、いささか響く。
春季練成会
2008年4月29日